離婚裁判では引く部分を持つことも知っておく

離婚裁判に相手が出席しないとどうなるか

結婚当初は仲良く暮らしていたものの、一方の行動に納得ができなくて一緒に住めないと思うときがあります。一時的に別居をすればそのうちまた元通り仲良くなれるかもしれませんが、互いが相手の話を受け入れようとしなければどんどん溝が深まってしまいます。人によっては婚姻関係を継続してもいいでしょうが、若い人であれば将来を考えて離婚しておきたいと思うかもしれません。話し合いでできないなら調停や離婚裁判をしていくことになります。調停を申し込むと双方に裁判所に来るよう通知が来ます。そして調停委員と話をして調停案が出されます。このとき一方が来ないときは調停そのものが流れてしまいます。そして離婚裁判へと移っていきます。裁判においても相手が来なかったときはさすがに裁判まで流れるわけではありません。裁判を申し込んだ側の資料や答弁のみを行い、相手が不在のまま判決が出されます。ここで納得のいかない判決が出てもそれに従わなくてはいけません。